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根の国

根の国とは、日本の神話に出てくる、地下にある異界だそうです。
(諸説あるので詳しくは各自お調べください!)

芝居の本番を花として考えると、茎や葉が稽古や本格的な準備、
稽古が始まる前の下準備は根っこのようなものかしら?と思い、
名付けてみました。

死者の国というイメージが強かったけれど、正負合わせた意味合いがあるようで、
作品としてまとまっていない金子個人の考えの在り処としても相応しいかな、と。


先日述べた「修行のような体験」のひとつで、
昔、修験道で修行の場として使われていた洞窟に入りました。
懐中電灯のみを道連れに、他に客もなく、中では完全にひとりです。
(友人は外で待っててくれていて、入口には管理の方がいました)
相当深くて真っ暗、狭い、すべる、穴や溝がある、水がたまっている。
自分の息遣いと、どこかで水の垂れる音が響くだけ……。
思い出すのは川口探検隊……。
修行の場をそのまま残すために整備はされていませんが、
いちおう観光地なので、落ちたら助からないような竪穴とかはありません。
それでも、やっぱり怖かった!!!
ふ、と立ち止まって、光も届かない真っ暗な後ろを振り返ったりすると……。

これが私の根の国体験。
イザナギやオルフェウスは偉かった。
いや、死んでしまった愛する人にどうしても会いたかったら、
こんな恐怖なんか屁でもないのかもしれない。


『鍋』は洞窟の中の話です。
うふ、ちょっとだけネタばれだわ。
胎内巡りとか、古墳でも一人で暗い穴の中に入ったりはしましたが、
本当の、人造でない洞窟(しかも本当にひとりぼっち)は私の想像以上でした。
作品作りの参考にと訪れたわけではないのだけれど、
(むしろほぼ予備知識がなく、友人が私に向いていると察知して連れて行ってくれた)
肌にまとわりつくような濃密な闇と、そこで感じたことが『鍋』に必要だったのは確かね。
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